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ハードディスクの仕組み

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面倒が嫌いで、端的にしか物事を表現しない三男。
もちろん国語の成績は見るも無残な有様だ。
それでも化学や物理は若干安心していたのだが、甘かった…

教師「ダイヤモンドは何で出来ていますか?」
三男「炭素です」
教師「そうですね。石炭も炭素ですが、この二つの違いは何でしょう?」

三男「値段」

 

 

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パソコンに内蔵されている、
データを保存する補助記憶装置がハードディスク(HDD)。
あまり開けて見る機会もないものですが、
ハード、と言われたゆえんか、その素材は固いものです。

外側は専用の金属の箱カバーで覆われており、
中には円盤状の磁気ディスクが格納されています。
記録部分はこの磁気円盤(プラッタ-)という部品で、
基板材質はアルミニウム合金や硬質ガラスに
磁性体をコーティング(めっきなど)したものになります。
パソコンの容量に応じて1~4枚のディスク(プラッタ-)が
1つのHDDカバーの中に重なって入っています。(上写真参考)

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開けてみると実に昔のレコードプレイヤーに似ています。
このディスク盤面をレコード針のような磁気ヘッドが移動し、
データを書き込んで行きます。
磁気ヘッドはプラッタ表面の磁気記録層に対して磁気データを読み書きします。
磁気ディスクの各面(表裏)に対してひとつの磁気ヘッドがあり、
ディスクが3面なら、磁気ヘッドは、6個あることになります。

ディスクの回転数は、毎分7200回転、5400回転とあります。
騒音や消費電力を考えなければ、
回転数が高い7200の方が転送速度が速いので、
速度重視では7200回転が主流になりつつあります。

この場合、ディスク最外周の速度は時速約120km。
磁気ヘッドは、この回転によって生じる空気によって浮上して移動します。
この浮いているすき間はなんと10nm以下…(ナノです!)
すなわち0.00001mmしか浮いていないことになります。
超低空飛行する飛行機のようなものですね。

データ復旧では磁気ヘッドに支障がありと判断されれば、
初期診断は物理復旧の診断、見積となります。

このナノ単位の隙間に何も付着させずに、
データ復旧作業を行うにはクリーンルームが必要です。
クリーンルームでお預かりするHDDは
衝撃を与えることなく解体し、磁気、熱、湿気、さらにホコリなども大敵です。
また、クリーンルームだけあっても何ともなりません。
機器やシステムに精通したエンジニアも必要なのです。

自社で物理復旧までもこなせる当社サービスセンターは
より早く、より安価なサービスがご提供できます。

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