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2023年10月26日

ハードディスク(HDD)のデータ復旧は可能?障害の種類や復旧の方法・NG行動を解説

ハードディスクのトラブルには、落下による衝撃や飲み物をこぼしてしまったことによる水濡れなど、故障原因が分かっている場合と、唐突に故障してしまい原因が分からない場合があります。この記事では、大切なデータを復旧したい人に向けて、ハードディスク(HDD)の障害の種類や原因ごとにすべき対応について解説します。データを復旧する際に、ぜひ役立ててください。

ハードディスク(HDD)のデータ復旧は可能?

ハードディスク(HDD)の故障かな?と思ったら

ハードディスクが突然不具合を起こした場合は、以下のように対応しましょう。

原因が本当にハードディスクか確認する

本当にハードディスクが故障しているかを確認するために、まずは、ハードディスク以外の故障がないかを確認します。

例えば、電源を入れてもハードディスクが作動しない場合、パソコンの電源アダプタやケーブル、コンセントが原因のケースがあります。コネクタの破損、コンセントやケーブルがしっかり差し込まれていないなどは、外付けハードディスクを使用している人にありがちなトラブルです。

その他にも、画面ディスプレイやUSBコネクタの差込口など、原因と考えられる要素を一つずつチェックしましょう。

電源を切る

さまざまな原因を考慮し、ハードディスクが故障している可能性が高いと判断したら、素早く電源を切ります。故障したままで動作状態を続けたり、何度もパソコン本体の電源を入れ直すと、ハードディスクに大きな負荷がかかってしまい状況が悪化する恐れがあります。

ハードディスク(HDD)の障害は主に2パターン

ハードディスク(HDD)の障害は、主に物理障害と論理障害の2パターンに分類されます。それぞれの障害の特徴や原因について解説します。

物理障害とは

物理障害とは、ハードディスク(HDD)が物理的に損傷したために発生する障害です。高い場所からの落下による強い衝撃、飲み物をこぼすといった水没、高温多湿な環境での長時間の放置、経年劣化など、物理障害にはさまざまな原因が考えられます。

物理障害が原因でデータに不具合が発生している場合は、データが復旧する可能性はありますが、自力での修理は困難です。基本的には専門業者に依頼した方がよいでしょう。

論理障害とは

論理障害とは、ハードディスクそのものは正常にもかかわらず、データが読み込めない障害です。システムエラーや、コンピューターウイルスによるデータの破損が代表的な原因です。他にも、誤ってデータを削除してしまうといったヒューマンエラーも論理障害に含まれます。

ウイルスでデータが書き換えられていない限り、データそのものは無事である可能性が高いため、専門業者に頼らなくても、市販の復旧ソフトを用いて、自力でデータを復旧できるでしょう。

ハードディスク(HDD)が故障したときの主な例

ここでは、ハードディスクが故障するときの主な例について解説します。さまざまな障害の例を順番にチェックしていきましょう。

物理障害の主な例

物理障害の代表的な例は、以下の通りです。

  1. 異音がする(カチカチ・カタカタ・キュルキュルなど)
  2. 焦げたような匂いがする
  3. 高い場所から落とした
  4. 水中に落として水没させた
  5. 間違った電源アダプタを接続した

物理障害は、不具合を起こしたハードディスク(HDD)を使用し続けると状態が悪化する可能性があります。速やかに使用を中止しましょう。

論理障害の主な例

論理障害の代表的な例は、以下の通りです。

  1. 誤ってデータを削除・または初期化した
  2. 必要なデータが入ったゴミ箱を空にした
  3. 誤ってフォーマットしてしまった
  4. データにアクセスしている最中に電源が落ちてしまった
  5. 起動中に電源を切ってしまった

操作ミス以外の論理障害は、物理障害との見極めが難しいため、専門家でない方は判断しないようにしましょう。論理障害だと思っていた物理障害を放置した結果、状況が悪化したケースもあります。必要に応じて、専門業者の力も借りましょう。

物理障害・論理障害の判断が難しい例

物理障害か論理障害の判断が難しい例は、以下の通りです。

  1. 勝手に再起動する
  2. ファイルやフォルダの読み込みに時間がかかる
  3. ファイルやフォルダが消えている・あっても開けない
  4. 「フォーマットされていません」などのエラーメッセージが出る
  5. 黒い画面・青い画面が表示されたまま動かないなど

物理障害と理論障害は、それぞれ障害の原因が異なるため、対処法も異なります。両者は症状が似ているため、判断は困難を極めます。自力での対処には限度があることをあらかじめ知っておきましょう。

ハードディスク(HDD)のデータを復旧させる方法

ハードディスクのデータを復旧させる2種類の方法について、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

専門業者に依頼する

ハードディスクのデータを復元したい場合は、専門業者に依頼してください。特に大切なデータが保存されているハードディスクの場合は、初期の段階で依頼しましょう。専門業者はデータ復旧のためのノウハウや専門知識などが豊富で、あらゆる症状に対応可能です。

専門業者であれば、安全にハードディスクのデータ復旧を行えます。多少費用はかかりますが、金額に見合った結果を得られるでしょう。

自力で復旧させる

論理障害の場合は、復元ソフトを利用すれば自力で復旧できる可能性もあります。復元ソフトでの復旧は、業者に依頼するより費用を抑えられるでしょう。ただし、復元ソフトで対応できるのはあくまで論理障害のケースのときだけです。

論理障害か物理障害かの判断は専門家でない方には難しく、誤った手法を選択してしまうと故障が悪化する可能性があります。自力でのデータ復旧は成功率も低いため、基本的にはデータ復旧の専門業者に依頼した方が安心です。

ハードディスク(HDD)のデータ復旧業者を選ぶポイント

データ復旧業者に依頼すれば、高い確率で故障したハードディスクのデータが復元可能です。ここでは、データ復旧業者を選ぶポイントについて解説します。

料金が「成功報酬型」の業者を選ぶ

データ復旧業者を選ぶにあたっては、成功報酬型の料金制度を採用しているところを選びましょう。成功報酬型は、希望するデータが復旧できた場合に料金が発生するシステムです。多くの専門業者で、見積もりを無料で実施しています。費用に余裕がない人でも安心できます。

ただし、見積もり時点で復旧の可否の判断が難しいケースや、復旧できる可能性が高くても実際作業すると復旧できないなどのケースもあるため、注意してください。

データ復旧率をアピールする業者は避ける

データ復旧業者を選ぶにあたって、データ復旧率をアピールしている業者は避けましょう。データ復旧率は、信用度の判断材料にはなりません。復旧できそうな依頼だけ受ける、一部しか復旧していなくても復旧したとしてカウントするなどして、数値を誤魔化している可能性があるためです。

日本データ復旧協会では、データ復旧率を公式サイトなどで表記することを非推奨としています。データ復旧率の根拠が正しく記載されているのか、また月単位のよいところだけを切り取った値ではないかの確認が重要です。根拠を示さずデータ復旧率をアピールする業者は選ばないようにしましょう。

データ復旧の可能性を下げるNG行動

ハードディスクが故障してしまったときに、してしまいがちなデータ復旧の可能性を下げるNG行動について解説します。

再起動を繰り返す

再起動の繰り返しは、データ復旧の初期対応として不適切です。障害がある状態で再起動すると、データを読み出すためにハードディスクが回転します。すると、ハードディスクに刻まれた傷が深くなってしまい、データ復旧の可能性が低くなります。不具合が発生した場合の最善策は電源を切り、ケーブルを抜いておくことです。

チェックツールなどを使用する

ハードディスクにトラブルが発生している場合は、チェックツールを含めた各種ツールの使用はおすすめしません。パソコンに詳しい人のなかには、チェックツールを使用してハードディスクの状態を調べようとする人もいます。しかし、障害の程度が重いと、ツールでアクセスしただけでハードディスク内のデータが変化してしまいます。

データ復旧が困難になる可能性が高いため、チェックツールの使用は避けましょう。

初期化・フォーマットする

パソコンやハードディスクの初期化、フォーマットは、データ復旧を目指す場合には厳禁です。パソコンの動作が不安定になると初期化する人は少なくありません。実際に論理障害であれば問題が解消する可能性はありますが、初期化した結果、ファイルシステムの構成がバラバラになり、本来可能であったデータの復旧ができなくなる可能性が高くなります。

まとめ

ハードディスクのデータ復旧は、原因がはっきりしている場合は自力で対処できる可能性があります。しかし、非専門家が正確にハードディスクの不具合の原因を特定することは困難です。自力で問題を解決しようとして、状況が悪化するケースも珍しくありません。まずは無料診断でプロに相談しましょう。

AOSデータ復旧サービスセンターは、ハードディスクの傷(スクラッチ)の復旧技術や、USBメモリ・SDカードの物理障害の復旧など難易度の高い障害にも対応できる優れた技術を有しています。メーカーとの業務提携もしており、担当者がお客さまを電話・メールにて丁寧にフォローします。ご相談ください。

kosuga

執筆者
小菅 大樹(Kosuga Daiki)

■執筆者情報

・会社名:AOSデータ株式会社
・部署名:データ復旧事業部
・略歴:2015年に入社。物理障害復旧部門の立ち上げを行い、HDD・SSD・Flash Mediaの内製化を行った。自身でも1万台以上の物理障害の復旧を成功させている。
・保有特許:特開2017-188178(https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6450702
・過去の講演:車載組込みシステムフォーラム(ASIF)様にて、「ストレージの物理障害対応と車載機器へのデジタルフォレンジックの活用例」をテーマに講演。(https://www.as-if.jp/skillup-seminar-2021-3.html
・所属団体:NPO データ復旧技術研究会

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