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2024年9月27日

ハードディスク(HDD)が故障したときの対処方法は?故障の原因と原因別の対処法を解説

HDDが故障する原因はさまざまで、対処法は原因によって異なります。正しい対処法を選択すれば、HDDの復旧率を高めることが可能です。この記事では、HDDが故障する原因や対処法、やってはいけないNG行動について解説します。HDDの故障に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

ハードディスク(HDD)が故障したときの対処方法

ハードディスク(HDD)が故障する原因

HDDが故障する原因として、物理障害と論理障害の2種類が挙げられます。それぞれの障害について、以下で解説します。

物理障害

物理障害とは、物理的な原因でHDDのデータ破損、認識不良などが発生することです。原因はさまざまで、落下による衝撃や水没、落雷による過電流、経年劣化などが挙げられます。また、HDDが変形していたり、症状を放置したりすると、データの破損が進行し、取り返しがつかなくなる可能性もあります。

論理障害

論理障害とは、HDDそのものではなく、内蔵されているデータが原因で発生する障害のことです。原因の多くはウイルスですが、ユーザーの操作によって発生するケースも、少なくありません。HDD本体に問題がなければ、データ復旧率は物理障害よりも高まります。

ハードディスク(HDD)が故障したときの症状

HDDが故障すると、どのような症状が現れるのかを、以下で詳しく解説します。

電源が入らない

電源が入らないのは、HDDが故障したときの代表的な症状です。ランプのみが点灯している場合は、物理障害や深刻なハードウェアの問題が発生している可能性も考慮しましょう。ただし、USBの接続の問題や、アダプターの不良が原因で電源が入らないケースも珍しくありません。電源が入らないからといって、結論を急がないようにしましょう。

異音・異臭がする

HDDが故障すると、パソコン本体から「カチカチ」「カタカタ」といった異音がします。HDDの回転音やパソコンの動作音も考えられますが、部品が擦れる音や異臭がしたときは、電源を素早く落としましょう。そのまま使い続けると、HDDのデータ消失だけではなく、発火や火災が発生するリスクも高まります。

エラーが表示される

パソコンの画面にエラーが表示された場合も、HDDの故障を疑いましょう。故障や不具合を示すエラーはさまざまですが、ブルースクリーンが表示されたときと、黒背景に白文字の画面が表示されたときは要注意です。物理障害と論理障害のどちらかが発生している場合もあれば、両方の障害が併発している場合もあります。

ハードディスク(HDD)が故障したときの対処法

HDDが故障したとき、どのように対応すればよいのかを以下で詳しく解説します。

本当に故障しているか確認する

まずは、本当に故障しているのかを確認しましょう。HDDの故障だと思われていた事例が、実は勘違いだったというケースは珍しくありません。電源ケーブルがコンセントにしっかり差し込まれているか、ケーブルが正しく接続されているかを確認しましょう。すべてをチェックしてもトラブルが解決しない場合は、HDDが故障している可能性があります。

データ復旧ソフトを活用する

軽度の論理障害の場合は、データ復旧ソフトによって問題が解決することもあります。データ復旧ソフトは有料で入手するものから、オンライン上に無料で公開されているものまで多種多様です。ただし、失われたデータの復旧を安価でできる可能性がある一方、症状を悪化させてしまう可能性もあります。データ復旧ソフトは、操作方法やリスクを確認したうえで利用しましょう。

ハードディスク(HDD)が故障したときのNG行動

HDDが故障したとき、状況が悪化しかねないNG行動について、以下で解説します。

繰り返し電源を入れ直さない

HDDの故障が疑われるときに、電源を繰り返し入れ直すのは、絶対にやめましょう。電源を入れたり切ったりすると、HDDに強い負荷がかかるため、状況が悪化する可能性が高まります。誤作動によってデータが上書きされるリスクも考えると、通電し続けるのは危険なため、必ず電源を切っておきましょう。

安易に分解しない

故障の原因を調べるために、HDDの分解をするのは危険な行為です。パソコンからHDDを取り出すことで、さまざまなリスクが高まるからです。たとえば、空気中に漂っている埃や塵の侵入が原因で、症状が悪化する可能性があります。また、自力でHDDを分解してしまうと、メーカー保証も受けられません。

衝撃や熱を与えない

HDDは衝撃に弱く、ものをぶつけたり落としたりしただけで、損傷が発生する場合があります。故障しているHDDを叩いたり、振ったりすると、症状が悪化してデータの復旧が不可能になりかねません。また、HDDは衝撃のみならず、熱にも耐性がありません。故障が疑われるHDDは、温度が上昇しすぎないように直射日光や壁際を避けて保管してください。

ハードディスク(HDD)の復旧は専門業者に任せるのがおすすめ

HDDの故障の原因が特定できない場合や、確実にデータを守りたい場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。個人でHDDの故障の原因を特定して、適切な対処をするのは容易ではありません。場合によっては、状況がさらに悪化し、データの取り出しができなくなる可能性もあります。

正しい技術と知識を有している専門業者に対処を依頼すれば、個人で行うよりもスピーディーかつ確実に、問題に対処してもらえます。

ハードディスク(HDD)の復旧を依頼する専門業者の選び方

HDDの復旧を依頼する際に押さえておきたい専門業者の選び方について解説します。

復旧実績の豊富さ

データ復旧実績が豊富であることを基準に選定しましょう。データ復旧率が根拠のある数字で明記されていれば、なお安心できるでしょう。上場企業や官公庁からの依頼実績がある業者は、技術に加えて信頼度の高さも期待できます。

報酬形式

業者によって報酬形式は異なりますが、完全成果報酬型を採用している業者を選ぶのがおすすめです。完全成果報酬型は、データ復旧が成功した場合にのみ報酬が発生するため、技術力に自信がある業者が採用しています。他の報酬形式を採用している業者は、費用を追加請求されるリスクがあるだけではなく、対応できる機器や症状が限定される可能性があります。

セキュリティ対策

セキュリティ対策が万全か否かも、業者選びの重要なポイントです。復旧させるデータのなかには、個人情報をはじめとする機密情報が入っている場合もあります。セキュリティ対策が不十分な業者に仕事を依頼すると、復旧したデータが漏洩する可能性も否定できません。プライバシーマークやISO認証などの認定を得ている業者であれば、データ復旧を安心して依頼できます。

ハードディスク(HDD)の故障に関するQ&A

最後に、HDDが故障した際に聞かれがちな、よくあるQ&Aについて解説します。

専門業者にデータを復旧できないと宣言されたら諦めるべき?

専門業者の技術力は、依頼するまでわからないのが一般的です。最初に依頼した専門業者がデータを復旧できなくても、ほかの専門業者であれば可能というケースもあります。たとえ最初に相談した専門業者に復旧を断られても、セカンドオピニオンで相談した業者など、ほかの専門業者が依頼を受けてくれる可能性はあります。

また、データ復旧の相談をした際に、費用が高すぎると感じたり、信用できないと感じたりしたときも、セカンドオピニオンを受けるのをおすすめします。

故障したハードディスク(HDD)はどのように廃棄すればよい?

HDDを廃棄する方法は、自治体で処分してもらう、リサイクルショップに持ち込むなど、さまざまです。どの方法を選択する場合も、HDDに残されているデータを悪用されないように、完全に消去しなければなりません。データを完全に消去したいときは、物理的に破壊する、もしくは専用のソフトを利用しましょう。なお、水に沈めてもデータは消えません。

まとめ

HDDが故障したときは、自分で対処するのではなく、専門業者に任せた方が確実にデータを復旧できます。しかし、数多くの専門業者のなかから依頼先を絞るのは簡単ではありません。専門業者探しが難航している場合は、DATA119に相談してみましょう。DATA119は、メーカーとの業務提携をしているのに加えて、スクラッチやメモリ復旧技術も確立しています。

サポート体制も充実しており、コンサルタントがお客様を電話、メールにて丁寧にフォローします。興味を持った人は、公式サイトからメール相談やWeb申込をしてみましょう。

kosuga

執筆者
小菅 大樹(Kosuga Daiki)

■執筆者情報

・会社名:AOSデータ株式会社
・部署名:データ復旧事業部
・略歴:2015年に入社。物理障害復旧部門の立ち上げを行い、HDD・SSD・Flash Mediaの内製化を行った。自身でも1万台以上の物理障害の復旧を成功させている。
・保有特許:特開2017-188178(https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6450702
・過去の講演:車載組込みシステムフォーラム(ASIF)様にて、「ストレージの物理障害対応と車載機器へのデジタルフォレンジックの活用例」をテーマに講演。(https://www.as-if.jp/skillup-seminar-2021-3.html
・所属団体:NPO データ復旧技術研究会

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