外付けHDD・SSD復旧

RECOVERY ITEM

HDD(ハードディスク)のデータ復旧

外付けHDDやパソコンなどに保存された大切なデータが、突然認識されなくなったり、誤って削除されたり、あるいは物理的な損傷を受けた場合でも、当社のデータ復旧サービスが対応いたします。

HDD(ハードディスク)のデータ復旧イメージ HDD(ハードディスク)のデータ復旧作業イメージ

よくあるデータトラブル

  • 「外付けHDDがパソコンで認識されない」
  • 「間違って削除してしまい、ゴミ箱からも消えている」
  • 「パソコンを落としてしまい、HDDから異音がする」

復旧実績

  • 物理障害の復旧数:2万件
  • 論理障害の復旧数:1.9万件
  • ※2025年6月現在

ご依頼の多い症状

正しく認識されない

  • PCに接続しても認識しない
  • ディスクとして表示されない
  • 「フォーマットしてください」と出る
  • アクセスできない・ファイルが開けない
  • エクスポート上で容量は見えるが開けない
  • データが壊れているエラー
  • 接続すると不明なデバイスとして認識される
  • デバイスマネージャーに「不明なデバイス」と表示される
  • 正しいドライブレターが割り当てられない
  • データの一部だけ読める・コピーが途中で止まる

動作が重い

  • 途中で読み込みエラーになる
  • コピーに非常に時間がかかる

その他

  • パスワードの誤入力により、入力回数の上限を超えてしまった。

物理的な破損がある

  • コネクタが曲がっている・折れている
  • 異音がする
  • 異なる電源アダプタを接続した
  • 異常な発熱・焦げの臭い
  • 落下による衝撃
  • 水濡れや水没
  • 落雷によるショート
  • 火災によるダメージ

誤削除 / ファイルの欠落

  • 誤ってフォーマットしてしまった
  • 「フォーマットしますか?」にうっかり「はい」を押してしまった
  • データを初期化した状態になる
  • ファイルを削除してしまった
  • 間違えて初期化ツールを使ってしまった
  • exFATからNTFSなどに変換した
  • 書き込み途中で抜いた

HDDの対応可能な障害

論理障害アイコンイメージ

論理障害

  • 誤ってフォーマットした場合のデータ損失
  • 重要なファイルの誤削除
  • ファイルシステム(FAT32、exFAT、NTFSなど)の破損
  • 「フォーマットしますか」と表示される障害
  • 認識はできるがデータが開けない状態
  • ウイルス感染や不良セクタによる論理破損
対応技術(処理内容)アイコンイメージ

対応技術(処置内容)

  • 削除、フォーマットデータのバイナリィ解析
  • ファイルシステム情報の再構築
  • イメージデータ作成
  • ファイル構造の解析・再構築
  • 断片化したデータの手動結合・復旧
  • ウイルス感染領域の特定・除去後のデータ抽出
  • パスワードの超過
物理障害(物理媒体の故障)アイコンイメージ

物理障害

  • コネクタ破損
  • 基盤故障
  • 不良セクタ
  • 磁気ヘッドの破損
  • スピンドルモーターの故障
  • プラッタと磁気ヘッドの吸着障害
  • プラッタの傷(スクラッチ)
  • ファームウェアの破損
対応技術(処置内容)アイコンイメージ

対応技術(処置内容)

  • 基盤修理
  • 不良セクタの回避読み込み
  • HDD構成部品の交換、調整
  • ファームウェアの修復

技術者紹介

AOSデータ復旧サービス技術者イメージ

ハビブザデ フーシャンHoushang Habibzadeh

HDD復旧 主任技師

経歴

  • 1986年 テヘラン大学コンピュータ科学卒用(コンピュータ学士)
  • 1989年 データリカバリーの研究・指導を開始
  • 1994~1997年 静岡大学工学部でデジタル情報処理を研究、修士号を取得
  • 2000年 同大学より情報科学・工学博士号を取得
  • 2006年 国内のデータ復旧会社において、あらゆる障害の復旧を担当
  • 2024年 AOSデータ復旧サービスセンター(AIデータ社)にて主任技師として従事

実績:HDDのデータ復旧件数は5万件以上

世界トップレベルの復旧専門家として30年以上にわたり、高度な研究と実践を重ねてきた豊富な経験を持ちます。その卓越した復旧技術は業界内で「神の手」と称賛され、国内外の困難な復旧案件を数多く成功に導いています。

対応範囲は、物理障害・論理障害を問わず、HDD からフラッシュストレージ全般に及びます。さらに、複雑な構成のRAIDシステムの復旧にも対応可能です。

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症状診断

復旧設備について

復旧ソフト

業界標準の復旧ツール「PC-3000」を複数台導入

PC-3000は、HDDやSSDのファームウェア(内部制御プログラム)へ直接アクセスし、修復を行うことができる高性能ツールです。

当社では、このPC-3000に加えて、一般に市販されていない専門ツールや、独自開発した補助ツールも併用しています。この多角的なアプローチにより、メーカー固有の仕様や特殊な障害パターンにも柔軟に対応し、より高精度なデータ抽出を実現しています。

復旧ソフトイメージ

クリーンブース

HDDの開封作業では、空気中の微細なホコリがプラッタ(磁気円盤)に傷をつけるリスクがあるため、極めて清浄な環境が必要です。
当社では、クラス100の清浄度(ISO5相当)※を誇るクリーンブースを常設し、安全な環境下でHDDの分解・復旧作業を実施しています。

※クラス100とは、1立方フィートあたり0.5μm以上の微粒子が100個以下という、半導体製造レベルの高度な清浄環境を指します。

クリーンブースイメージ

マイクロスコープ(高倍率観察装置)

内部基板の断線・ショート箇所の特定や導通確認など、目視では困難な障害解析にはマイクロスコープを使用します。

チップ単位の微細な損傷の検出や、リワーク作業時のピン位置確認など、マイクロレベルでの高精度な解析・作業を実現しています。

マイクロスコープ(高倍率観察装置)イメージ

ドナー

HDDの復旧では、同一モデル・同一ロットの「ドナーHDD」が必要となるケースがあります。
当社では、以下の圧倒的な在庫体制を確立しており、物理障害の際に最適なドナー部品を迅速に提供できます。



保有状況

  • 保有台数:7,000台以上
  • 生産終了した旧モデルHDDも多数保管

さらに、各ドナーのファームウェアバージョンや基板ID情報も詳細に管理しているため、高精度なマッチングによる部品交換が可能です。

ドナーイメージ